○レベル別おすすめ度 →
見方 40:B 50:B 60:D 70:D 80:D セ:C
○使用時期 日本史の学習の第一歩として
○本の概要 元代々木ゼミナール講師で現在は早稲田ゼミナールなどに出講している竹内睦泰氏による、原始〜近世の政治史を解説した本。文体は読みやすく、「実況中継」に似ていると言えば似ている。ただ、「実況中継」は入試に出るポイントに絞って簡潔にまとめたものであるのに対し、本書は入試に出ないけれど読んで面白い歴史上のエピソード(うんちく)が随所に盛り込まれており、「実況中継」と教養書の中間に位置するような本といえよう。
日本史に限らず、勉強は興味・関心を持つとやっていて楽しいし、覚えやすくなる。日本史は人々が織りなす物語だから、教科書や「実況中継」のような用語の羅列を読んでいるだけでは覚えにくく、興味深いエピソードを知りながら勉強したほうが良い。こういった意味では、本書は流れを押さえるため、日本史の勉強の導入のために役立つ1冊と言える。
注意したいのは、あくまでも本書は「実況中継」とは異なるということだ。掲載されているエピソード・うんちくの多くは入試に出ない。だから本書を使って、まず日本史への興味・関心を生み出し、「日本史は面白いなあ。」と少しでも感じてきたところで教科書や参考書を使って「受験日本史」の勉強に入る、そうした日本史の勉強の第一歩として使用することをお薦めする。つまり、本書で用語や人名を覚えようとせず、ただ単純に日本史の世界を楽しめばよい(受験には出ないことがたくさん書いてあるので)。
日本史が出来る方が読む必要は全く無い。「日本史のどこが楽しいのか分からない!」と困っているならば、読んでみてはいかがか。
○使い方 小説のように単純に読めば良い。「面白い!」と感じられると良い。
あくまでも導入の本なので、読んだら教科書・参考書などで「受験日本史」の勉強をやっていく。合間の暇な時、流れをもう1度確認したい時などにまた読もう。
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