○出題のメインは近代史 近年、日本史の出題範囲を時代別にみると、多くの大学・学部で近代(明治時代〜太平洋戦争)が大きなウェイトを占めるようになってきている。特に難関大学においては、その傾向が顕著であり、約5割超が近代史ということもある。
そういう状況を受けて、多くの受験生は近代史をしっかり勉強するため、近代史からは難問が次々と出される。そのため、近代史の難問対策もやっておく必要がある。
○現代史対策も忘れずに 現代史(戦後史)は出題されることが少ないものの、近年は徐々に出題率が増加している。しかし、現代史を苦手とする受験生は多い。
もちろん、当然解けないような難問が出されることも多いが、
こちらに書いたように、とても基本的な問題を落とすのは致命的である。逆に、こうした問題をきちんと取れば、周りと点差を広げられるアドバンテージともなる。
多くの学校では現代史まで行かないとは思うので、独学でその不足を埋めなければならない。
○対策のための参考書 近現代史においても、対策は通史と同様に「アウトラインをつかむ→暗記をする→演習をする」の3ステップを踏むことが基本である。
アウトラインをつかむ段階においては、「
石川日本史B講義の実況中継」や「
管野の日本史B講義録」シリーズ等を用いると良い。又、戦後史に絞った「
日本戦後史講座」には一問一答やノートもあり、使ってみる価値がある。
問題集は多々あるが、特に難関大学を目指す方にまずやってみてほしいのは「
受験生が本当にほしかった問題集 日本近現代史」である。知識レベルが深く、内容は濃いのでお勧めできる。
又、早稲田大学法学部などハイレベルな戦後史が出る場合はもう対策のしようがないのだが、どうしても対策をしておきたいのなら「
図解 前田秀幸の早稲田への日本史」の「6戦後の内閣(戦後史)」などが役に立つ。
尚、近現代の文化史も忘れずにしっかり勉強しておいてほしい。

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